Y様の新築二世帯住宅は、江東区の東砂商店街の一角にあります。用途地域は近隣商業地域で建ぺい率は80%、容積率は300%の準防火地域という立地条件にあります。土地の有効利用にはうってつけの条件でした。
Y様のお父様は、この地で50年以上、和菓子屋さんを営んできました。木造2階建ての店舗併用住宅もかれこれ50年近く経ち、かなり老朽化も進んでいたとのことです。
お店の方は、ご両親が高齢ということもあり、ずっと以前に店仕舞いしてしまいました。
ご長男のY様は、大手電機メーカーの関連会社でIT技術者として独自の道を歩んでおられました。お住まいも平成7年、千葉ニュータウンの分譲住宅を購入され、移転してしまいました。マンションですが広い間取り、豊かな緑に囲まれ自然環境も最高でした。
ここで、お二人のお嬢様達も健やかにお育ちになり、今では高校3年生、中学2年生と大きく成長されています。
家を建てるためには色々な現場やモデルハウスを見て、目を肥やすことが大事ではないかという思いから、とにかく色々見歩いたということです。
「栄光社建設さんを知ったのは、書籍からです。確か『建てる前に読め』とか何か刺激的な題名だったと記憶しています。その本の中に栄光社建設さんが紹介されていたのです。それで早速、会社に電話してモデルハウスをご紹介いただきました。
丁度伺った時、担当の方がお客様と商談中でした。そばで聞いていて、とてもわかりやすく、専門知識も高いと感心しました。」(Y様のお話)
この会社なら間違いないなと感じられたということです。これが栄光社建設との出会いと印象でした。
その後、栄光社建設が実際に建てている工事現場や完成現場を機会ある毎に見ていただきました。
「それまでにも多くの会社の家を見てきましたので、栄光社さんの家のよさは良くわかりました。どこへ行っても、社員の皆さんばかりでなく、大工さんやその他の職方の皆さんもとても親切で、いろんなことを教えて頂き、これで安心。」ということで、契約を締結されたと言うことです。

1・2階の間取り構成を拝見しますと、1階はご両親の主寝室と洗面・洗濯・お手洗い・浴室の水廻り系が集中するほか、ダイニングキッチンは快適なファミリールームとなっています。
各お部屋がきっちり使い分けられているのが実に見事なのです。
2階は、6.7帖の主寝室(洋間)が南西の角にあります。寝室には幅1間半×奥行き半間(91cm)のクローゼットです。床から天井まで2.4メートルの高さがありますからかなりの容量の収納力です。ベッドの配置はシングルが2つバランスよく配置され、クローゼット前のスペースはご主人のパソコンコーナーがきれいにレイアウトされています。ベッドスペースと書籍コーナーはちょっとした仕切りが施され、書斎つきの安らぎのベッドルームが印象的です。
2階はさらにお嬢様お二人の部屋とトイレ・ミニキッチン・洗面ユニットがあります。しかもこのお部屋にはそれぞれ小屋裏収納があり、収納力は抜群です。
1階から2階までの延べ床面積は約26坪ですが、機能面から見た利用面積はかなり割り増しとなるのではないでしょうか。設計力の高いお家とお見受けいたしました。
Y様の二世帯住宅の事例は、今まで別居生活していた家族が同じ屋根の下で円満に暮らす知恵が沢山あります。
このご家庭に見るひとつの参考例は、時間的に生活スタイルの異なる親と子供ファミリーがお互いに差し障り無く暮らす知恵は間取の取り方にあると見られることです。
単に遮音材を使って対応するのではなく、間取自体の構成に遮音機能を持たせるということです。
もう一つは、同居するタイミングという問題です。
Y様のお宅の場合、お子様が高3、中2となりしっかり分別が出来ているということも大事な条件です。その他諸々のタイミングを考慮しましょうということです。
「デザイン住宅志向をどのように考えるかということですが、若い人はどうしてもそちらに走りがちです。特に私たちはマンションライフでしたのでどちらかというとそちら派でした。
しかし、私は考えたのです。家内と相談しやがて私たちも年をとっていくわけですし、年をとった時の自分にとってどうなのかと考えることにしました。
その視点に立って親の意見を取り入れることを重視しました。意見がぶつかった時は時間をかけて話し合うように極力心がけました。
やはり最終的に考えたことは、自分が年をとった時にはどうだろうか・・・という自分自身に対する問いかけでした。」(Y様のメッセージ)
これが、Y様にとって二世帯住宅づくりの根本だったと思われます。




